「五感を養い、自分の得意な感覚を身につける」
特徴
- 何度人から説明を聞いても、あまりよく分からない。
- 書いていることを読んでも、あまりよく分からない。
- 作業手順を見ても、あまりよく分からない。
- 何度やってみても、あまりよく分からない。
こんな経験は、誰もがあることだと思います。
「何度言ったら分かるんですか?」と言われて、落ち込んだりする時もあります。
また、何度やっても理解できない自分自身を責めてしまったりする時もあります。
そうやって、自己肯定感は下がり続けてしまいます。
突然ですが、「あなたの利き腕(ききうで)はどちらですか?」
右手ですか?左手ですか?
みなさんが利き腕のように得意な手があるように、感覚も得意なものと不得意なものがあります。
それを私たちは「利き感覚(ききかんかく)」と呼んでいます。
感覚にも得意な感覚もあれば、苦手な感覚もあるのです。
そしてその利き感覚は、人によって異なります。
- 見る感覚が得意な人(視覚優位、見ることでよく理解できる人)
- 聞く感覚が得意な人(聴覚優位、聞くことでよく理解できる人)
- 体感する感覚が得意な人(体感覚優位、やってみることで理解できる人)
- 読む感覚が得意な人(聴覚優位、読むことでよく理解できる人)
たとえば、見る感覚が得意な人の場合:
人から何度も説明を聞いても(聴覚)、あまりよく分からない。
しかし、その説明をイラストにして見たら(視覚)、よく分かることがあります。
たとえば、体感する感覚が得意な人の場合:
作業の手順をスタッフが見せてくれたけれど(視覚)、あまりよく分からない。
しかし、何度か実際に作ってみると(体感覚)、よく分かることもあります。
つまり、人それぞれに得意な感覚というものがあります。
一人ひとりの得意な感覚や苦手な感覚を理解することが大切です。
アティレでは、五感を養い、自分の得意な感覚を知って得意な感覚を伸ばしていける仕組みがあります。
自立(生活)訓練事業所として生活基盤を整えることも大切にしています。
その中で、健康管理、服薬管理、金銭管理、生活リズムを整えて毎日通えるようになる力を養い、2時間の作業訓練から集中力や持続力を目指していく。
自己肯定感を知り、学ぶことを個別プログラムやグループワークで取り組み、自分のことを知り、認める力を養います。
五感を養い、自分の得意な感覚を身につけることで、自己肯定感を高めていきましょう。
アティレのプログラム
時間 | 内容 |
---|---|
9:30 | 朝礼・日報確認 |
9:40 | 清掃トレーニング |
10:00 | ラジオ体操 |
10:10 | ウォーキング |
11:15 | ワーク |
12:00 | お昼休憩 |
12:55 | 作業準備 |
13:00 | 作業トレーニング |
14:00 | 5分の小休憩 |
14:05 | 作業トレーニング |
15:00 | 日報記入 |
15:15 | 終礼開始 |
15:30 | 終礼終了 |
アティレのワーク
曜日 | 内容 |
---|---|
月曜日 |
文字と計算のワーク |
火曜日 |
生活健康のセミナー |
水曜日 |
図書の日(図書館へ行き読書をして感想文を書く) |
木曜日 |
コミュニケーションのワーク |
金曜日 |
自己肯定感のワーク |
アティレご利用開始までの流れ
わからないことがございましたら、お気軽にご相談下さい。
障害福祉サービスの申請をしたいとお話し下さい。
「申請用紙」と「調査依頼書」をその場で記入します。
また、「サービス等支援計画書」を提出しますが、お持ちでない方は「セルフプラン」を作成します。記入方法は窓口で教えていただけます。
※持ち物は印鑑と障害者手帳です。(お持ちでない方は医師の診断書を持参して下さい。)
市町村職員から障害者支援区分調査の連絡が
ご自宅の電話にかかってきます。
調査内容を踏まえてサービスの支給の要否や
支給量などが決定されるので、アミューに調査内容をお伝え下さい。
利用者さんにとって必要な支援が異なるため
一人ひとりの未来を想像しながら計画を描くお手伝いをします。
利用者さんの障がいの特徴や成長に合わせて各サービス事業所のどこからでもスタートができ、入所後は状態やニーズに合わせて移行することができます。